こんにちは、
発達障がい支援センターの真鍋良得(まなべりょうえ)です。
近年は異常気象が増えていると言われ、台風や大雨による被害のニュースを目にすることが多くなっています。
停電になったり、被害を余儀なくされた時、発達障害があるお子さんへの対応は気を使います。
避難所で子どもがパニックになったり、大声を出したり走り回ったりすると、周りの人から怒られたり、「しつけのできない親」と言われたり、対応に苦慮することがあるかと思います。
そういう状況になった時は、周りの人に迷惑かけるとか、自分がどう思われるかは二の次で、とにかく子どもの安全を守ることに徹することです。
どうやって子どもが食べるものを確保するか、どのように子どもの身の安全を守るか、そのことだけを考えて行動することです。
緊急事態を乗り切ることさえできれば、また元気に生きていくことができます。
思うようにならない現実を受け入れ、最善の行動を考えることが大切です。
日頃から、子どもと十分なコミュニケーションをとり、信頼関係を築いておくこと、近所の人や周りの人たちともコミュニケーションが取れるような良好な関係を築いておくことがいざというときに役立ちます。
発達障害のお子さんをお持ちの方の中には、人づきあいが苦手とか、うまくコミュニケーションをとれないという方もいますが、積極的に人とかかわったり上手に会話ができなくても、周りの人と良好な関係を築くことは可能です。
お子さんとの関係、周りの人との関係をうまく築けないという方は、ぜひカウンセラーに相談してみてください。