こんにちは。発達障がい支援センターの水野幸子です。
今回は、お子さんが発達障害かもしれない、と感じはじめた親御さんにお伝えしたいと思いながら書いています。
お腹に赤ちゃんを授かったと分かった時。嬉しさと喜びに包まれたと思います。
無事に生まれてきて欲しい。と、思いましたよね。
イベントは全部やろう。いっぱい遊ぼう。
スポーツをやるかな。
芸術家になるかな。
将来は何になりたいと言うかな。
子育てが楽しみ。
夜泣きが大変とかも聞くけど、かわいい我が子のためなら何でもできる。
と、思っていたのではないでしょうか。
無事に生まれてきたお子さんを、愛情いっぱいで育てていく中で、
なぜか、周りの子と違うなと感じることがあったと思います。
・夜泣きが激しいな。
・かんしゃくもちだな。
・じっとしていないな。
・動き回って、目が離せいない。
・全然、泣かない赤ちゃんだな。
・笑わない子だな。
子育ては大変とは聞いていたけど、こんなに大変なの?
みんなこんなに大変なの?
それとはまた何か違う気がする。
と思っていたのではないですか。
同じ年代の子と遊ばせながら、ママ達との交流がありますね。
そのときの、会話の内容や、子どもの動きなどを見ていてい、ますます不安になっていきませんか。
親戚の集まりで言われた一言に傷ついていませんか。
・どうしてうちの子は、みんなと違うのだろう。
・なぜ、そんなことができないのだろう。
・私のしつけが悪いのかな。
・私の育て方が悪いのかな。
・なんで他の子と比較ばかりしているのかな。
・こんな自分はイヤダ。
と、苦しくなったことがありますよね。
ご自分を責めたのではないでしょうか。
もし、まだ、親御さんご自身を責めているのなら、それは今日で終わりにしませんか。
発達障害は生まれつき脳の機能の一部に障害があると言われています。
親御さんの育て方やしつけが問題ではないからです。
もしかしたら、発達障害かもしれない。ちゃんと調べたほうがいいですよ。と
保健師さん、保育士さん、学校の先生などから、言われたこともあったと思います。
その時は、頭が真っ白になったのではないでしょうか。
あなたは何を言っているの?と思ったのではないでしょうか。
全てが夢であってほしい。と思ったこともあったと思います。
・これからどうやって育てていけばいいの。
・ちゃんと友達と遊ぶことができるの。
・普通に学校に通えるの。
・高校や大学に行くことができるの。
・この子の将来はどうなるの。
一気に色々な不安が出てきたと思います。
その不安は、お子さんのことを思っての不安です。
それは、お子さんが発達障害(発達障害かもしれない)ということを、受けとめているといるということです。
急に、何を言っているのか分からないです。と思われましたか?
今のお子さんの現状を受けとめていなければ、お子さんの将来に不安を抱くことはないのですよ。
これからどうなるのか分からないから不安になるのです。
どの方向に進んでいいのか分からないから、不安になるのです。
それなら、不安に思っていることを、1つずつ解決していくとどうなるでしょう。
発達障害があっても、お子さんは将来の夢を叶えることができるということにつながると思いませんか。
不安を解決していくために、お子さんの症状を良く知り、受けとめて、受け入れていきましょう。
今、この発達障がい支援センターの心理カウンセラーのブログを読んでいるということは、我が子が発達障害かもしれない。と思い、対応方法を探されているということですよね。
お子さんの事を考えて行動されている。
親なら当たり前のこと、と思われているかもしれません。
でも、その行動をご自身で褒めてあげて下さい。
1日5分でいいので、ご自身の時間を取って、ホッと一息入れてみましょう。
もし、親御さんが、毎日疲れ果ててしまっているのなら、親御さん自身が無理して、頑張りすぎているのかもしれません。
もしかしたら、理想の子どもにしようと思っているのかもしれません。
まずは、お子さんの出来ることを伸ばしてあげましょう。
お子さんの笑顔を大切にしましょう。
お子さんの出来ないことは、根気よく教えながら、一緒にやっていきましょう。
焦らないで、お子さんのペースに合わせてやりましょう。
そんな簡単に言わないで、と思われた親御さんもいらっしゃると思います。
当発達障がい支援センターでは、ペアレントトレーニングといって、親御さんへのカウンセリングも行っています。
安心してください。
心理カウンセラーがあなたに寄り添い、あなたの悩みを一緒に解決していきます。
それでは、今日も楽しい1日をお過ごしください。