こんにちは、
発達障がい支援センターの真鍋良得(まなべりょうえ)です。
発達障がいがある子どもが将来自立し、しあわせに生きられるようになるために、大切なことは、子どもの言動に気になることがある時にそれをすぐに発達障害と結び付けないことです。
親が持っている「こうあるべき」という価値観が、「発達障害だからこうなんだ」と、子どもの言動と発達障害を結びつけることになります。
日ごろ子どもと接する時には、「発達障害」という言葉は忘れて、その言動をただ受入れ、ただ共感し、ただその気持ちを理解してあげましょう。
発達障害というのは、その子の特性の1つでしかなく、発達障害の診断は必要な支援を受けるためのものであって、「発達障害だからこうなんだ」と思うと、子どもの良さに気づきにくくなります。
周りの子どもと比べて何ができるとか何ができないとかにとらわれず、子どもが自由にやりたいことができる環境を与えてあげることが子どもの可能性を広げます。