こんにちは、
発達障がい支援センターの真鍋良得(まなべりょうえ)です。
あなたは、発達障害にいるお子さんに離れた場所から声をかけるときに、なかなか反応がない、返事がない、ということはありませんか?
隣の部屋にいる子どもに「もう出かけるよ」と声をかけても反応がない、2階にいる子どもに会談の下から声をかけてもなかなか降りてこなくてイライラする、といったことはありませんか。
こんなときは、相手の注意を引いてから声をかけるとスムーズに動いてもらいやすい、ということがあります。
姿が見えていない隣の部屋にいる子どもに対しては、子どもの全身が確認できる位置まで行って声をかける、2階に行って子どもの部屋をノックして返事をしてから、あるいは子どもの姿を確認してから声をかける、ということをすれば、反応してもらえるようになります。
こっちも忙しいんだから声をかけたら反応してほしい、返事してほしいと思うこともあるでしょうが、発達障害がある子どもは、見えないところから声をかけられてもどう反応していいのかわからない、ということがあります。
こちらの存在を認識してもらってから声をかける、相手の様子を確認してから声をかける、ということをすれば、コミュニケーションがスムーズになります。