こんにちは!
発達障がい支援センターの黒瀧素子(くろたきもとこ)です。
子育て中のあなたは、発達障害、発達障害グレーゾーンの傾向があるわが子に、
・これができるようになってほしい
・あのことはできないとダメだ
・もうちょっと頑張ればこれができるようになるんじゃないかな?
と思うことありますよね。
発達障害や発達障害グレーゾーンの特性があると、
定型発達の方であれば当たり前にできることが、とても難しかったり、
できるまでにものすごい努力が必要だったりすることがあるのです。
でも、見た目にはわかりづらいために、
周囲からはサボっているように思われたり、もっとできると思われてできるまで強要されたりして辛い思いをすることもあります。
もちろん、
・○○ができるようになった!
・うちの子は優しいといういいところがあるからすばらしい!
・うちの子のコミュニケーション能力すごい!
などなど、いいところを認めてあげることはとても大切なことです。
ただ、それができなくてもわが子を愛していることを伝えていますか?
できてもできなくても、どちらであってもいい。
条件がなく、わが子を愛していることを伝えることがもっともっと大切なのです。
子育て中のあなたは、わが子に条件を付けて見ていませんか?
できなかったり苦手だったりすることがあることは、当たり前のことでもあります。
できないことや苦手なことが悪いわけではありません。
もし、わが子には悪いところがある、とか、欠点があるとか、そこを治さなくてはいけないと思うのであれば、それは親であるあなたの中の基準に照らし合わせてわが子のことを見ているということなのです。
でも、その基準は本当に必要なものでしょうか?
もちろん必要なこともたくさんあります。
ただ、あなたやあなたのお子さん、パートナー、ご家族を幸せにする基準なのであればいいのですが、
その基準を持っていることで、あなたやあなたのお子さんやパートナー、ご家族などを幸せにしないのであれば、その基準を変えていった方が良いのかもしれませんよ。
その基準は実は、あなたの中だけにあるもの、あなたが作り出しているものではありませんか?
あなたの基準を通してみていると、
できることはいいとしたら、もしできないことがあると、そのことに批判的な気持ちを持ってしまうことになります。
その基準を持っているのと、持っていないのとでは、あなたはどちらが幸せですか?
その基準があることとないこと、どちらが子どもにとって幸せなことでしょうか。
どんな自分でもOK!
どんな自分でも良い!
条件なんかなく、ありのままの自分を受け入れることができると、
人生がとても楽で幸せに感じるのです。
私たち大人は、育ってくる過程でたくさんの条件・基準を身につけてきました。
ただ、その条件・基準を持っていることが本当に必要なものなのか?
本当にあなたを幸せにするものなのか?
わが子を本当に幸せにするものなのかを考えてみてください。
そして、必要のない条件・基準は手放していきましょう。
手放すことができるとその分身軽になることができます。
これからの時代を軽やかにいきていきましょうね。
あなたの幸せになる子育てを応援しています。