心理カウンセラーのブログ

目標は高く、行動は細かくできるところから

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こんにちは、発達障がい支援センターの水野さちこです。

発達障害のあなた、発達障害のお子さんの親御さんも、目標になかなかたどり着けなくてイライラしたことはありませんか。

例えばこういう状況になりたいと思ってスキルトレーニングを始めるのですが、全然上達しないからとスキルトレーニングをやめてしまうとういことはありませんでしたか。

なぜ、このようなことが起こるのでしょうか。

それは、高い目標と今の現状を比較しすぎているからです。

例えば、小学6年生の子が、オリンピックに出ると夢を抱いています。
現役のオリンピック選手と小学6年生の子を比べるとどうなるでしょうか。
小学6年生の子は、オリンピックに出場する選手が当たり前にできる基礎でさえ、できていないかもしれません。

発達障害のあなたは、君は基礎もできていないからダメだよ。と小学6年生の子に言いますか?

現役のオリンピック選手と小学6年生の子を比べることがおかしい。
小学6年生でオリンピック選手が簡単にできる基礎ができないことは当たり前のことだ。

と言うことでしょう。

この例えを、そのまま発達障害のあなたに当てはめてみましょう。

発達障害のあなたが理想を掲げて始めたスキルトレーニングがあります。
自分が思い描いていたようにできません。進みません。

今までのあなたは、そんな自分を責めます。
やりたいと言ってはじめたのに、やる気が失せてしまいます。

では、どうしたらいいのでしょうか。

目の前にある課題をできるようにしていくことが大切になります。

例えば、目標は腹筋を100回やることです。今は10回がやっとの現状です。

100回できるようになりたい自分と、10回やっとできる自分を比較してみましょう。

腹筋を100回できるのは、夢のまた夢のように感じますよね。
とても程遠くて、やる気が失せてしまいますよね。

では、腹筋を100回できるようになるために、今できることを少しづつ増やしていこうと考えてください。

今は10回がやっとなら、この1週間は腹筋を11回できるようにする。と目標をあげました。

腹筋を11回できる自分を、自分でほめてあげたくなりますよね。

この調子で、11回できたら12回できるようにと考えて実行します。
12回できると嬉しくなります。自分はできると自信がついてきます。

そして、13回、15回、30回、50回と目標を上げていくうちに、100回できるようになっているのです。

目標を高くあげつつ、その目標に向けて細かく行動していけば、時間がかかっても、高い目標にたどり着けます。

できないから自分はダメだと責めるのではなく。楽しかったを繰り返していきましょう。

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発達障害のことで悩んでいるあなた。

1人で悩まないでください。
発達障がい支援センターの心理カウンセラーがいつでもあなたのお力になります。
頼れる場所があることを、覚えておいてくださいね。

それでは、今日も、楽しい1日をお過ごしください。

 
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